ひとごみと山の景色と秋の旅


10月9日(日)

 軽井沢の旅、二日目。

 朝から歩く習慣を続けるため、6時すぎから宿の周囲を歩く。
 去年はセゾン美術館からまわって来たので、なんとなく方向だけはつかんでいる。早朝の薄い霧の中のようで、晴れているのに陽は差し込んで来ない。
 
 牛ケ滝温泉の横を下って、野鳥の森まで到着。
 するとクラシックカーの行列が走ってくる。



 あとで新聞を見ると、この連休中に関東のあちこちを周回しているそうな。たまたま巡り合ってラッキー。

 結局50分ほど歩いて、寒い空気の中だけど少し朝ばむくらいで帰着。
 
 さて、朝食後は旧軽井沢へ。
 まずは軽井沢駅前の500円駐車場へクルマをおく。
 歩き出して驚くのは観光客の多さ、貸し自転車も大盛況、旧軽銀座もすでにラッシュ状態。

 旧軽の人ごみを抜けて、旧中山道の入り口へ。


 ここからは山道、45分くらいかけて旧碓氷峠の展望台へ。


 展望がすごい。すこし靄がかかっているが、群馬県がわの山々が見渡せる。不思議な山容を見せる山もあり、すこしびっくり。

 あとの予定もあるので、シャトルバスで下りることに。500円もするのに満員状態で出発する。

 10分もあれば旧軽の繁華街のど真ん中。
 バスは最後に万平ホテルまで。ちょうど結婚式の準備が整ったようで、花嫁さんの姿も。
 
 駅まで戻って、プリンスホテルのマーケットで昼食。
 ライスコロッケなるものをいただく。


 店の前ではテイクアウトのコロッケを求めるひとたちが行列。



 アウトレットで、こなぎのトレーナーとズボンを購入。おみやげにする。
 爺にはTシャツを買っていただく。


 買い物に疲れて、物見遊山の旅は続く。

 こんどは国道18号線を高崎方面へひた走る。とはいえ、軽井沢を出れば、すぐそこは碓氷峠。あとは9キロほど下るのみ。


 そこにあるのが横川第3橋梁。ディスカバー・ジャパンのCMで有名になった旧信越本線の架橋跡。いまは橋梁の上まで登れるし、横川駅までのハイキング道も整備されている。
 とりあえず、最初のトンネルだけ歩いて往復。

 さて、もう一度国道18号線のカーブをひた走り、軽井沢まで戻る。
 それから、駅前のラッシュを尻目に、白糸ハイウエイで「白糸の滝」まで。

 実は白糸の滝の売店で「花豆」を買いたかったのだが、この夏の猛暑で出来が少なかったらしく、今は売り物がない、とのこと。もうすぐ収穫するものを送ってもらう手だてをとり、お別れ。

 いえいえ、ちゃんと滝は見物。

 帰りに峰の茶屋でコーヒーを飲んで、5時半前に出発したが、途中で下る道は渋滞。へえ、こんなことがあるのだね、とびっくり。

 暗くなったけど、夕食までに軽くひと風呂浴びることが出来る時間に到着。
 今夜の食事はまつたけの土瓶蒸しつき。


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