生駒の文化財を調査

10月7日(日)

3連休のなか日。
アカデミックな一日を過ごすために、朝食後の散歩に出る。
22日の月がまだ高いところにある。
その真下に今朝の目的地が見えている。

きょうは旧参道を使ってのぼることに。
敷石道は江戸時代の遺物。

時折こんな町石が。

蜘蛛が月を捕まえそう。
ここからは草むした石段。

生駒の町並みが見下ろせる。
住宅やお店の裏を抜けて。

参道筋も、もう終わり。
到着。

きょうの第一の目的は、これ。
重要文化財「獅子閣」の特別公開。

入り口で頂いた案内図。
なかなか洒落たデザインです。

1階和室のふすま絵は能や狂言。


2階の和室は花鳥風月。

ガラスはゆがんだ光をあつめる。

階段。上から下を見下ろす。

下からよく見ると、支えがないのだ。
心柱一カ所に力が集中されている。

文化財の見学はこのあたりで終了。

宝山寺境内を散策。

しばらく行っていないので、奥の院まで。

奥の院の前には開祖の像も。

塔の内陣には愛染明王。

さっきの獅子閣を外から写してみる。
なかなか、うまく見えるところはないのだ。
下部構造の舞台作りが少し伺える。

さて、下山。
ここまでの歩数は12417歩。

さてさて、きょうは文化財の2本だて。
無形民俗文化財として今に残る、
生駒の火祭り。

午後3時前に生駒大社に向かう。

神輿の準備もできた頃合い。

お神楽も絶好調。

みこしのお渡り。
太鼓のお兄さんも張り切っている。

アナウンサーの解説があって
よく分かるようになっている。
「御供あげ」は供物のリレー。

出所は、表の蔵でした。

「しゅうばつ」というお祓い。
「のりと奏上」の間に準備が進む。

「ほうへい」が始まると、たいまつの準備が。



こうして大松明の組み立て競争が終わる。
この穂先があとで燃え上がるのだ。

お神楽は2本だて。

「つるぎとほこ」の舞。

演奏の巫女さんたち。
横笛はまだ高校生くらいじゃないかな。
「鈴と扇の舞」
終われば鈴で見物客に祝福を与えてくれる。

「べんずいまい」は地区の代表が踊る。

いよいよ火取り神事。
ふたりの若者は準備万端。
おいおい、少し燃え過ぎじゃないの。

そしてあっという間に、駆け下りる。
目の前に来ても写すタイミングがむつかしい。

「え、もう終わり」
の声があちこちで聞こえて、
そう、もう終わりです。

神事は神輿の還御へと続くのだが、
観客は帰っていく。

ということで、生駒の文化財2題。
アカデミックな1日が終わる。
 

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